
国土交通省の集計によりますと、船員の災害及び疾病発生(休業3日以上)の千人率は、当協会の設立当初(昭和42年)の41.2及び70.7に比べて、平成17年度では11.3及び10.7となり、災害では4分の1、疾病では6分の1と大幅な減少を示しています。
この顕著な改善の実績は、国土交通省の指導の下で、船舶所有者、船員及び関係者の皆様が、たゆまない努力を積み重ねてこられた成果といえます。
しかしながら、近年の傾向としては、発生率の減少が鈍化または横這いとなりつつあります。
船員災害の最大の課題である死亡災害は、その半数が「海中転落」によるものであり、次いで「海難」によるものが4分の1を占めていて、その改善を強く求められています。
災害と疾病の発生状況の改善を図るには、船舶所有者と船員の皆様の自主的な船員災害防止活動のキメ細かい日々の推進が、一層必要となっており、当協会は、皆様のお役に立つ事業を一つひとつ着実に実施していきます。

